シリーズ「お引っ越し」 〜キャハ嬢との日々 後編〜


とある日の午後、その日2軒目の訪問先としてA店に行きました。


正直最初は「『キャハっ』とかバカにしてんの?」という印象もあったし、午前中に行った不動産屋で隣にいたのが37歳旦那さんと23歳奥さんという新婚さんだった(聞こえた)のもあり。
なんかいたたまれない気持ちになり、A店に行く前にラーメン屋でビール飲んで行きました。
むしゃくしゃしてやった。
今は反省している




まあそんな黒い物を抱えながらもA店到着。
「ここで決めることはないけどな。」とやさぐれつつ。
いよいよキャハ嬢とご対面です。






20代前半くらいかな。
ちょっと派手そうなお嬢さんでした。
正直タイプではないw。




まあいろいろ話してるうちに印象は変わっていきました。
多分まだ新人さんで不慣れ。
でも一生懸命頑張ろうとしてるんだなあ、というのはわかりました。






が、空回りと言わざるを得ない。






まあ一言でいえば天然、なんですよね。


最初は微笑ましいなあと思っていたのですが。
だんだんイライラするなあって思えてきて。




でも最後には萌えて仕方ない!と見事に調教されましたw。




そんなキャハ嬢の萌えポイント、こんな感じでした。


自分のノートパソコンでいろいろ検索して画面を見せてくれたんですが、付箋がいくつか貼ってあって、そこに書いてあった言葉。
「他社潰し」とかなにそれこわい。


物件見学に行こうとして、『こっちです』と自信満々に乗った電車が逆方面。


いくつか物件をまわって、最後に『ここは絶対におススメなんです!』と力説していた物件。
17時過ぎに到着して管理会社に電話。
管理会社が営業終了して鍵の場所がわからず平謝り。


平日にいくつか物件見つくろってメール送ってもらうことに。
が、条件を8万円(仮)だって言ってるのに、
『いい物件見つけました!9万2千円です』
(笑)「だから8万円ですって。」
と返したところ、
『大丈夫です。交渉して9万円にしますからっ!』
だめだこいつはやくなんとかしないとw。


しばらく出張に出るので家メール見れないから、携帯かフリーメールに送ってほしいとメール。
出張先で待てど暮らせど連絡がなかったのでどうしたんだろ?って思って帰ったところ、『了解しました!』という返信が家メールあてに届いてた。


まあざっと挙げただけでもこんな感じでした。



結局別の不動産屋で引越先を決めてしまったので、彼女との関係もそれっきりになってしまったのですが。
でも楽しかったです。
いい思い出になりました。




最後キャハ嬢あてに
「お世話になりましたがすみません。他の所で引越し先決めてきました。」
とあいさつメールを送ったところ、


『そこを当社で手数料割引で仲介しましょうか?』


というメールが契約後に来たのが最後になりました。




あ、ちなみに今回の経験を経て「これ、部屋探ししてることにして、若い女性が担当してくれるところに通ってれば好きなだけエアデートできるなあ。」ということを学びました。
寂しくなったらそのうちやる。




最後に1つアドバイス
多分彼女イチ押しの某物件にて。
でも自分的にはイマイチ。
薄いリアクションをしていたら
『男の人がこういうお部屋住んでたら素敵ですよね。』


一瞬グラっときましたが、『私・・・ここに住みたいな・・・。』くらい言わないと食いつかないよ。