就職活動失敗談


こんな時期の学生さんたちを見ていると、自分の就職活動を思い出したりなんかするわけです。




昨日も書きましたが、私の就職活動時は「超氷河期」と言われた暗黒の時代。
しかも余裕で構えていたら、いつの間にか周囲のみんなは既に活動を始めており。
遅れてスタートを切ることになってしまったため、かなり苦しい就職活動でした。




どれだけ苦しかったかというと、




50社受けて、今いる会社以外全部落ちた




くらいですね。




ま、ウチの会社の採用時期が遅かったのもあるんですが。
それで第一志望の会社に入れたのですから、ここぞという時のヒキはあるんだなあ、と思ったものです。
(ちなみに大学も補欠繰り上がりだったりします。)
(ということはこの後の人生最後の最後で嫁を(略




そんなこんなで、受けも受けたり49社。
それくらいになると、エントリーシートの中身も暗記してますから後半はスラスラ書けたり、面接で何を聞かれてもスムーズに答えられるようになってました。




ま、それで落ち続けている時点で方向性の修正が必要だったことに気づくべきだったと、今思いますが。




そんなわけで今日は、就職浪人一歩手前までいった私がお送りする、「良い子は真似しないでね」失敗談をお送りしたいと思います。






ピカチュウ事件」
就職活動してると、相当歩き回りますよね。
で、1日にどれくらい歩いているのかな?と、当時流行っていた「ポケットピカチュウ」ってのをつけてたのです。
ま、万歩計ですね。
だいたい15,000〜20,000歩くらいでした。
で、このポケットピカチュウ、普通に万歩計機能だけだったらいいのですが・・・。
アラーム機能なんかもついてましてですね。
・・・もうおわかりですよね。
大事な面接中に「ピカ↑チュウ↓」って・・・
例のあの言い方で・・・。




「もちろん落ちました」
私、車が好きなので、自動車会社も何社か受けました。
当時、結構ナメてかかってたので、ろくに準備もせずにある会社の1次面接に行きました。
確か集団面接だったと思うのですが、面接官の方が「当社で何をやりたいですか?」と聞かれたのです。
で、私、自信満々に「1台でも多く売りたいと思いますっ。」
・・・しばし沈黙の後、面接官の方がぼそっと、
「ディーラーは別の会社なんですよ。」と・・・。
オワタ。




「今、私がここにいることが幸せです」
もう最後の方になると、好きとか嫌いとか言ってる場合じゃありません。
合同セミナーみたいなところにも行きまくりました。
とりあえず片っぱしから話を聞きまくり。
でも特に確固たる志望動機があるわけでもないので、話半分だったんですよね。
で、よくわからないものですから、なんとなく名前の知れてる会社とか金融系なら何でも、みたいな感じで受けてました。
あんま大きな声じゃ言えませんが、よく知らずに受けてた会社のうち、そうですね・・・少なくない数の会社が倒産したり経営者が逮捕されたりしてました。
今思うと、ちょっとぞっとします・・・。






ま、人に(黒)歴史あり、ということですな。
そんな私も、社会人になって10年が経ちました。
ほんとあっという間だった気がしますね・・・。