本当にあった怖っぽい話


それは、今朝のことでした・・・。




まだ朝寝を堪能しつつ、まどろみの中にいた頃。
「リリリリリリリリリ・・・」
という音で、なんとなく目を覚ましたのです。
でも、それはとてもとても小さい音。
いつもの目覚ましとは違う音だなあ、などと思いながらも、ベッドを抜け出して目覚ましのところに向かおうとしたのです。


しかし、起き出してみると部屋の中のどこからも音はしません。
今日用事があったため目覚ましを設定してはいたのですが、まだまだ早い時間でした。


これは・・・夢、かな?
もう一度ベッドに入って二度寝することにしました。


それから・・・ちょっと眠りに入った頃でしょうか。
「リリリリリリリリリ・・・」
また、あの音がしたのです。
今度は頭がはっきりしています。
部屋の中のどこからか、音がしているのは間違いない。
でも、テレビでもつけていたら全く聞こえないような、それはそれは小さい音。


私はベッドを抜け出して音がしているであろう場所を探しました。
それほど広い部屋でもありませんから、どこから音がしているのかはすぐにわかったわけですが・・・。




それは・・・電話でした・・・。





普段携帯ばかり使っているので、ほったらかしにしていましたけれど、我が家には、電話があります。
いや、電話が鳴るのは当たり前・・・普通は、そう思いますよね。












でもね、ウチの電話・・・












電源つないでないんですよ。












それほど広い部屋でもありませんから、電源が少ないんですね。
それに比して、今まで買いまくっていた電化製品が多すぎて。
なので、一番使わない電話機のコンセントを抜いて放っておいたのですケド・・・。




電話の前に立ち、上から見下ろしてみました。
音がしているのは、確かにこの電話。
でも、ランプが光ったりすることはありません。
それはそうです。
電源をつないでないのですから。




でも・・・鳴っているのです。




なぜ?
どうして?
しばらく目の前の光景を前に立ち尽くしていたのですが、意を決して受話器を取ってみました。




「も、もしもし・・・」












『あ、you-1-slot777さんですかあ?こちら○○クリーニングでございます。お待たせしておりましたお品が入ってまいりましたので、ご都合のよろしい時に・・・。』












そんなわけでー。(* ̄▽ ̄*)




電話って、電話機の電源をつないでいなくても、電話線をつないでいれば通話はできるんですねー。
留守番電話とかは作動しませんけどー。
よくよく考えてみれば、昔の電話って電源つながなくても使えてましたもんねー。




・・・以上。