病院にて思ふ


私、もともと腰が悪くてですね。
学生時代、部活で腰を痛めて以来、ちょっと無理すると腰痛が出るんです。
さらに極めつけには、
元旦に実家で歯磨きをしていてギックリ腰になって入院する
という、ナミダナミダの物語があったりしましてね。
人生初の入院がギックリ腰ですよ。


ま、そんなことはどうでもいいんですが。


引越で結構疲れてたみたいでですね。
どうも腰に違和感があったんですよ。
ま、こういう時は初期対応が肝心。
湿布貼っておとなしくしてたらだいぶマシになりました。
それが前の日。


で、この日。
だいぶ腰がマシになったな〜なんて思いながら出勤途中のこと。


この日の朝・・・寒かったんですよね。
そんな中、いつもどおり坂道を下って歩いてたんですよね。
歩きながらクシャミしたんですよね。









背中に激痛が。








情けない。ああ情けない。


明日明後日と大事な出張がありましてですね。
しかもかなり長距離移動をしますから、何とかしなきゃ、と思って、上司にお願いして午後病院に行かせてもらいました。
会社近くの病院に駆け込んだんですが、ま、すぐに診察してもらえましてね。
まあ骨じゃなくて、引越作業とかで筋肉が疲労してガチガチに固くなっているところに、クシャミで変な動きをしたからでしょう、とのことでした。
それでも明日までに何とかしてもらいたかったので、背中に注射2本打って、痛み止めと筋肉の緩和剤みたいのをもらって、電気治療してもらったわけです。
かなり強めの薬だったみたいで、飲むたびに気持ち悪くなったりして大変だったんですが、なんとかその後の出張も乗り切れました(AOちゃんありがとう)。


さて、話は戻りまして。
この日は帰って安静にしてたわけですが。
この病院に行ったときの話。
自分が診察してもらってる隣でですね、一人のおばあちゃんが別の医者に診察してもらってたんです。
こっちは痛くてしょうがないですからね。
最初のうちは気にならなかったんですが。
で、診察と治療で結構長い時間診察室にいたんですがね。
その間、ず〜っと世間話してるんですよ。
かれこれ30分くらい。








あの、どこか悪いところがあって病院にいらしたわけでは?








そういえば昔、「病院の待合室で『あんれ〜、今日は源さん来ないね〜。どこか体悪くしたかね〜。』なんて会話があった」なんて笑い話がありましたけどね。


・・・長い人生、いろんな意味で、病院にお世話にならない生活がしたいものですね。