ぐうの音も出ないや その2


私が最近やった仕事のひとつにですね、社宅に関する仕事があったのです。


私は独身寮すら出て長いので、社宅の生活というのはどういうものかわからないんですけどね。




・・・なんか、大変みたいですね、いろいろ。




同じ会社で働く仲間同士なんだし、みんな仲良くすればいいのにな。




で、いろいろな話を聞いた後、仕事がひと段落ついた後にですね。
独り言をつぶやいたみたのです。




「社宅っていろいろ大変みたいだから、住まない方がいいのかなあ。」って。




そしたら隣に座っていたAOちゃんが、僕の肩を叩いて、満面の笑みで言ったのです。










『大丈夫。キミにはその前に高いハードルがあるから☆。』





・・・ぐう。