久々に腹が立ったというかあきれたというか何というか


今日は独り言です。




今日こんなニュースを見ました。


 ○○市の××県庁周辺の商店街が、ランチタイムの売り上げ減に悲鳴を上げている。公務員優遇批判を受けて全国的に始まった有給休息時間の廃止を機に、1月から昼休みが45分間に短縮され、県職員が外食を控えるようになったことが響いた。「地域への配慮がない」として商店街が14日、休息時間復活を県に陳情する異例の事態に発展した。

 ××県は、先行して廃止した国にならい、昼に15分、午後3時に15分あった有給休息時間を1月に全廃。昼休みは正規の休憩時間(正午―午後零時45分)だけになり、「外で昼食を取る時間がなくなった」と、庁内で販売される弁当などで済ませる職員が急増している。

 近くの合同庁舎などに勤務する職員や臨時職員も含め、県庁付近には約2600人の職員がいる。職員の懐を頼りにしてきた地区で影響は特に深刻だ。

 飲食店50店以上が加盟する町内会が1月に行ったアンケートでは、「影響が出ている」とした店舗が62%。そのうち27%は「売り上げが50%以上減った」と回答した。観光客にも人気で、行列ができる店と知られる店は「昼にお客さんは2回転したのが1回転になり、行列もできなくなった」と嘆く。

 町内会の飲食店関係者約30人は14日、大挙して県庁を訪れ、「昼休み1時間」復活を求めた。「生きるか死ぬかの大切な15分だ」と食ってかかるシーンもあった。

 これに先立ち、○○市商店街連合会も県に休息時間復活の要望書を提出した。県庁近くにあって約1000人が勤める○○市役所も、早ければ4月から休息時間廃止を検討していることから、連合会は市にも要望書を出した。町内会も16日に市役所に陳情活動を行う。

 他県では、4月から休息時間を廃止する群馬のように、勤務終了時間を15分遅らせる代わりに昼休みを1時間にする工夫もみられる。△△部長は陳情に「職員の要望も聞き、昼休みを45分間としたが、今後は地域の皆さんのご意見も参考にしたい」と答えるにとどまった。

 
[有給休息時間の廃止] 公務員には1日30分の有給の休息時間が認められてきた。無給の休憩時間とは異なり、仕事をしなくても給与支払いの対象だった。公務員優遇批判の中で国が昨年7月に全廃し、地方自治体でも廃止が進む。


 えっと・・・どこからツッコみましょうか(苦笑)。


 まずですね、私は公務員ではありませんが、1日30分の有給の休息時間、別にあってもなくてもどっちでもいいと思いますけど。
 でもね、最近は公務員に対する批判がブームですから、少しでもツッコミどころがあると、何でも批判の対象になりますからね。


 公務員の方にしてみれば、かなり性善説に立ちますが「批判を受けて反省した。これはいち早く改善しなければ。」ってことだったと思うのですよ(想像ですけど。)

 
 それがね、周囲の商店街に影響を及ぼす、なんてことは100%考えつかなかったと思うのですよ。
 そりゃそうです。
 でも、やらなきゃ批判されるわけですから。


 でね、それを改善したことを更に批判されたら、「じゃあどうしたらいいの?」って話ですよ。


 商店街の人たち?だって、自分に関係ないと思ってたうちは「けしからん。」とか思ってたんじゃないですか?
 それで自分に影響が出たら「撤回しろ。」ですか。
 我侭にも程がありませんかね。

 
 そしてトドメ。


優遇批判が強い公務員の待遇見直しが民業圧迫を招くという皮肉な結果に、連合会の会長は臨機応変の対応ができないのはいかにもお役所的」と話している。


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 ・・
 ・・・あのぅ・・・ア○ですか?


 臨機応変に対応したら、また批判の対象になって堂々巡りになりませんかね?
 じゃあ批判してる人たち(多分市民団体とか?)に、公務員の代わりに交渉してあげたらどうですか?


 あんま自分たちのことばっか考えて物言ってると、却って足元ぐらつくと思いますけどね。