あの人に会いたい


今日は、私が憧れてやまない彼の地へ行ってきました。




私の大好きなゲーム、「SIREN」の続編「SIREN 2」。



久々に見たけど、相変わらず怖いなあ・・・。


このSIREN 2の舞台、夜見島(やみじま)・・・のモデルとなった軍艦島です。




軍艦島、正式には「端島(はしま)」と言います。
説明はこちらのパンフレットにて。(クリックで拡大してください。)





島好き廃墟好きの私にとっては格好の舞台。
楽しみで仕方ありません。


朝も早くから出立し、こちらの船に乗り込みます。



長崎港を出発して45分ほどで到着しました。




いざ実際に見るとやはり感動しますね。









さ。
この島には必ず闇人(やみびと)がいるはず!
















どこー。
闇人どこー。








・・・大変いい天気でございまして。
闇の中でしか存在できない闇人さんとお会いすることはできませんでした。
大変残念です。








それにしても秋晴れのいいお天気。
トンボもたくさん飛びまわっていてちょ、トンボどこから来たしw。(※長崎から船で45分)






さて、いよいよ上陸です。
ゲームと同じ、ドルフィン桟橋接岸、上陸とか胸熱。





ガイドさんから3ヶ所のチェックポイントで、いろんなお話を聞きました。
この島の成り立ち、当時の生活、そして廃墟となっていく様…。




事務所〜工場跡地





集合住宅。日本初の鉄筋コンクリート製高層アパートだそうです。
ここでの銃撃戦が難しかt





25mプール跡地。こんなものまであったんですね。






この島、実は半分以上埋立地なんだそうですが、おそらく歩いて1周するのに1時間もかからない、ホントに小さい島。
ここに最盛期で5,000人以上の人が住んでいたそうです。
おそらく何人かは生涯をこの島で過ごしたのでしょうね。
間違いなくここで生活していた人たちがいて、いくつもの家庭があって。
幼稚園、小学校、中学校があって、職場である炭鉱があって。
神社があって映画館があって病院があってパチンコ屋まであって。


そんなことに思いを馳せながら、半分くらいの建造物が朽ち果てて崩れているこの島の風景を眺めていたら、涙が出てきました。
なんででしょう。
別にこれといった悲劇があったわけではありません。
ただ、日本が一番頑張っていた、もう二度と戻らない時代のお話。
だから少し神秘的なものを感じたのかもしれませんね。




いい旅でした。