これから起業する方へのアドバイス その2


いきなり「その2」と言っても、覚えていらっしゃる方は少ないでしょうが。
1年ほど前にこんな日記を書いておりました。




まあそれはそれとして。



最近見たニュースの中に、こんなのがありました。


電子機器や半導体などの市場調査会社である〇〇社は,△△社の新しい携帯電話端末「G」に関する製品原価の分析予測を発表した。発売前の同製品を“仮想分解”して,部品,サプライヤ,コストを推測したところ,原価見積もりは××ドルだった。大幅な機能向上にもかかわらず,部品の価格低下により,従来機と比べ製造原価が下がっているという。


このニュースを見て、ちょっと閃きましてね。





物をどこまで値引きできるか分析する会社を作ったら儲かるんじゃね?




日常生活の中で、私たちはいろんな物を買ったりサービスを受けて対価を払ったりしますよね。
で、支払う対価には、メーカーの利益はもちろんのこと、人件費やら輸送費、為替リスクやなんかも含まれていると思うのです。
こうしてその物やサービスを提供する企業が定めた金額というのが、「定価」であり「メーカー希望小売価格」なわけですよね。
さらに、仲卸や小売の利益やら輸送費やら人件費やらの費用が加わって、私たちが支払う「価格」が決定するわけです。




でですね、↑のニュースにあるとおり、「市場調査会社」というのは既に存在しているわけですよ。




それで私が考えたのが、物の原価を調査する市場調査会社から一歩進んで、「どこまで値引き可能なのか検証してアドバイスする会社」なわけです。




世の中の消費者は、「価格」が高ければ買わないし、安ければ買うわけです。
その差はどこで発生するのかというと、ほぼ「利益をどこまで圧縮するか」だと思うのです。
ただ、「原価で売れ。」というのは、現実的ではありません。




そんなわけで、ジャンルや製品ごとに原価を分析し、一般的に企業または仲卸、小売が収益を得つつ販売できる価格はいくらなのか?を分析するのです。
んで、「アドバイス料」をいただく、と。
これ、発想としてはいいと思いません?


こういう会社出てきたら、とりあえずアドバイス料でも要求しようかな?
(世の中ではこれを「言いがかり」と言いますw。)






・・・まあ書いてる途中あたりから、「ムリがあるなあ。」って気付いてたよ。
ああ気付いてたさ。