ふるさと


先日亡くなったばあちゃんの四十九日の法要がありまして、実家に帰ることになりました。
今回は前回来れなかった弟家も全員来るというので、楽しみにしとりました。


ま、その話は明日書くとしましてですね。
全く関係ない話なんですが、ちょっと思ったことがありまして。




ふるさと納税」制度ってあるじゃないですか。
「地元に寄付をすると、その分住民税が控除される」ってやつなんですが。
私はてっきり、「自分の好きな所に住民税を納めることができる。」のかと思ってました。
ま、そしたら、みんな安い所に納めるに決まってますけどね。


それはさておき、この制度ができたと聞いた時。
転勤が多い身としてはですね、どうせ払わなければならないお金なら、縁もゆかりもない土地に税金を納めるよりは、思い入れのある故郷のために払いたいな・・・って思ったんです。


ですが、この制度、控除されるのが寄付金のうち「5,000円以上」らしいんです。
つまり、5,000円は無駄金になってしまうわけですね。
そりゃあ、いわゆる「寄付」をするなんて人は5,000円くらい全く気にしないような地位も名誉もある人たちなんでしょうけど。
でも庶民としては5,000円でも損したくないんですよね。


ま、よく考えたら市町村が、「そこに住んでいる人が払う税金」がみすみす他の自治体に流れていくのを指をくわえて見てるわけないんですよね。
どこもかしこも財政厳しいんでしょうから。


いろんな地方自治体がPRとかして必死になってるようですが、なかなか成果が出ないようです。
でも、この5,000円枠が撤廃されない限りは、なかなか根付いていかないんじゃないかと思いますよ。