伝説を見た

you-1-slot7772007-12-02



今日はプロレス界にとって伝説の日でした。




小橋建太復帰戦。




プロレス界イチアツい男、小橋。
1年半前、腎臓ガンに侵されていることを発表し、休場。
もう小橋の試合は見れないのかも、と思ったこともありましたが、見事克服してリングに帰ってきてくれました。


ただチケットを手に入れるのは至難のワザでした。
発売開始と同時に各所で申し込もうと思ったのですが、発売開始と同時にソールドアウト。
それでも何とかして見に行きたい我々は、ネットオークションでプラチナチケットをゲットしたわけです。
相当高くなってしまいましたが、そうまでしても見に行きたい試合でした。




第1試合からセミまでは滞りなく終わり・・・いよいよメイン。
その前のセミファイナルもアツい闘いではありましたが、終了直後から満場の「コバシ」コール。



テーマソング、「GRAND SWORD」が流れただけで、涙が止まりませんでした。
闘病時に贈られた、数え切れないほどの千羽鶴を脇に小橋が花道に姿を現したとき、超満員の武道館から割れんばかりの歓声。
多少体は小さくなってはいたものの、「いつもの」小橋でした。



そして試合。
病気前のようなアツい闘いができるのか、と多少不安ではありましたが、最初から全開で。
懐かしいムーブを次々見るたびに、「帰ってきたんだなあ。」と感極まってしまいました。


残念ながら試合は負けてしまいましたが、それでも小橋は帰ってきてくれました。
終了後、勝った三沢のテーマソング「スパルタンX」が流れたのですが、いつもは「ミサワ」コールのこの曲で、会場全体が「コバシ」コールを始めた時、鳥肌が立ちました。


退場する時に、ファンからの花束を受け取りながら、笑顔で帰っていく小橋。
病気が病気なだけにムリはしてほしくないと思いますが、これからも小橋の試合が見れる喜びをかみ締めたいと思います。
そして、この日この場所にいられたことを、これからも誇りに思っていきたいと思います。