不動産屋男


最近各所で思いのほか反響の大きかった2007年6月10日の日記、別名「不動産屋男」(勝手に命名)ですが。


前回物件を決めたところまでで終わりましたが、当然まだ契約手続きやらなんやかやでAさんと連絡を取ることは多いわけです。
ほぼ毎日電話かメールかで。
そんな契約話のついでとかにちょっと話したり、メールの最後に余談を盛り込んだり。


で、今週末に正式な契約手続きに行くことになってまして。
今日の夕方くらいにですね、打ち合わせの電話なんかしてたんです。
ここ数日と同じように、契約話のあとにちょっと雑談したりしてましてね。


さて、仕事に戻ろうかと電話を切ろうとした時くらいにですね。
ちょっと神妙な感じでAさんが言うわけですよ。


『あの・・・ちょっとお時間・・・いいですか?』




・・・あれ?
これキタ?
キタんじゃないの?


「え?あ、は、はい。だ、大丈夫ですけど。な、何ですか?」
動揺丸出し。


『今回、個人でお部屋お探しでしたよね?』
「ええ。そうですけど。」


そうなのです。
今回会社の提携先の福利厚生制度を使いましたからね。
こっちは個人的に探していたわけですが、相手先の勘違いか、法人担当のAさんがたまたま僕の担当になっていたのです。


でも・・・それが何か?
個人で探したら・・・何かおっしゃりたいことでも?


『あのですね・・・』
「はい・・・。」
『今回個人でお探しってことだったんですけれど、







御社の社宅など担当されている方を紹介してもらえませんか?
あの、お会いできなければチラシなどを置かせていただくだけでもいいんですけど。
あ、もしよろしければですね、私の方からその方に直接ご連絡させていただいでですね。
それで・・・






姉さん・・・






涙で前が見えません。




そんなわけで、本日をもちまして、「不動産屋男」、しゅーりょー。