春が来れば思い出す・・・ その1


最近暖かい日が続いていますよね。
先週1回目の花見に行って来たわけですが、今週に入ってからそこかしこの桜が段々咲いてきているようです。
そんなわけで、今週も花見にお誘いいただきまして、出張ってまいりました。


会場は先週と同じ小石川植物園だったわけですが、1週間経っただけなのに、先週とはまるで違う光景。
天気があまり良くなかったのは残念でしたが、見事なまでに満開でした。






さて日本各地、また東京だけでも、いわゆる「桜の名所」とされる場所はいくつもあるのですが。
僕にとって日本一の桜は、私の母校の大学にある桜なんです。
それはやはり、当時の思い出とリンクして僕の中に深く入り込んでいるからかなあ、と思うのです。




もう10年以上前になりますか。
初めて東京に出てきて一人暮らしを始め、知り合いも誰もいない中迎えた大学の入学式当日。
最寄の駅を降りて右も左もわからないながらも、どうにかこうにか入学案内を手に、彷徨。
そしてようやく学校近くまで辿り着き・・・角を曲がった時。


見事なまでに桜が満開。


キャンパスに沿った形で堤防のようなものがありましてね。
ここが桜並木になっているのですが、もうこれでもかってくらいに満開だったのです。
そしてちょっと風が吹くと、花びらがいっせいにばーっと降り注いできて。
これからの僕の前途を祝福しているような・・・そんな美しさでした。






まあ勘違いでしたけど。
特に何も良い事はありませんでしたけど。