どーん!
さて、昨日行って来たSPとCKの結婚式ですが。
結婚式当日、昨日も書いたとおり、同期で余興をすることになっていましてね。
ちょっと早めに集合することになっていたのです。
が、それにしてもちょっと早く着きすぎてしまったので、表参道沿いのカフェで、オサレにお茶でも飲もうとしたのです。
もちろん一人ですが。
それでもですね、結婚式ということもあってちゃんとした格好をしていましたし、いつものようにオドオドすることなく、堂々と入店。
『ご注文は?』とお姉さん。
そうですねえ、とメニューを見る。
「コーヒー 1,000円」
「カフェオレ 1,000円」
高っ!
ショバ代高っ!
こんな風に最低でも1,000円、という料金設定だったわけですが、ふと見てみると、モーニングサービスということで、カフェオレにクロワッサンがついて1,000円のセットが。
うん、朝食代わりにコレにすることにしましょう。
おねいさん、コレ、お願いします。
しばし文庫本を読みながら待ってみました。
『お待たせしましたー。』
あ、どうも、そこに置いてくだ・・・
固まりました。
そして思わず二度見しました。
何ですか?このデカさは。
あ、この写真だけじゃちょっとわかりづらいですかね。
したらば、読んでいた文庫本を並べてみましょう。
あの・・・僕、5人分くらい注文しましたっけ?
そして次の瞬間、更なる難題が頭をよぎったのです。
・・・どうやって飲むの?
持つとこ・・・ない。
周りを見回してみても、カフェオレを飲んでいる人がおらず、どうやって飲めばいいのかわからない。
茶道でお茶を飲むみたいに、持って飲んでもいいものか・・・。
でもここは表参道。
僕にとって非常に敷居の高い街。
笑われたくないし。
はっ。
このスプーンで飲むのかっ?
・・・1回で5滴分くらいしかすくえない。
これは、多分間違いだ。
そんなこんなでクロワッサンを食べながら10分ほど思案したのです。
見た感じ、こんなにオドオドしているようには見えないように気をつけながら。
そして出した結論・・・
味噌汁的に飲むしかないっ。
しかし、もし違っていたら、嘲笑の的になってしまう。
ここはなるべく誰にも見られないように、かつ、一瞬で飲み干す必要があるっ!
文庫本を読んでいるふりをしながら周囲を見渡す。
正面のカップル、会話中。視線はお互いに向いている。
右のグループ。打ち合わせ中。視線はみんなテーブルに。
・・・今だっ!
持ち上げてずずずいーっと。
一口では無理でしたが、まずは半分飲み干すことに成功。
周囲の目はこちらに向いていない。
まずは第一関門突破。
しかしまだ半分残っている。
このままいけるかと思ってカップに手を伸ばした時・・・
カップルの男と一瞬目が合ってしまう。
しまった。
しばらく時間を置かなければ。
しかし余計な時間を使いすぎてしまった結果、あんなに余裕があった時間が、間もなくタイムリミットに。
もうこうなったら周りの視線は気にしてられない、と、残りの半分を一気に口に含み、そのままの足で店を出ました。
前会計でよかった・・・。
それにしても・・・
表参道のカフェアニヴェ○セルさん。
何が正解だったのですか?