キャッチボール訴訟


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051205-00000306-yom-soci
 長男が突然死したのは、キャッチボールでそれた球が胸付近に当たって「心臓震とう」を起こしたためとして、宮城県角田市の両親がキャッチボールをしていた男児2人の両親に損害賠償を求めた裁判の和解協議が5日、仙台高裁(大橋弘裁判長)で行われた。
被告側が1審判決通り計約6000万円の支払い義務を認めることで和解が成立した。ただ、被告の資力などの関係上、和解金計3000万円を支払えば残額は免除される。
 1審判決などによると、死亡した男児(当時10歳)は2002年4月、同県柴田郡内の公園で遊んでいたところ、キャッチボールをしていた同郡内の小4男児の軟球がそれて胸に当たった。男児はその場に倒れ、約4時間後に死亡した。
 今年2月の1審判決は男児の死因について、心臓に衝撃が加わり心停止する「心臓震とう」と認定し、被告に計約6000万円の支払いを命じた。被告側は判決を不服として控訴していた。控訴審では、大橋裁判長が職権で和解を勧告。7回の協議を重ねてきた。
(読売新聞) - 12月5日13時22分更新



さて皆さん、これについてどう思いますか?
もちろんお子さんが亡くなられたことは非常に不幸なことですし、お悔やみ申し上げるべきことだと思います。
それでも誤解を恐れずに言いますけど・・・
それで相手の子供(親)訴えます?
最近仕事で「子供を持つ親」と接することが多いんですが・・・何ていうかみんな「悪い意味で」親バカなんですよ。
抽象的ですが、自分の子供のためには、他人はどうでもいい、的な経験が多いんです。
極端な例だと、みんながすっごい長い列に並んでいる時に「うちの子供を先にしろ」とかね。
ちょっと話がそれましたが・・・
自分の子供がかわいい。それはわかります。
子供が亡くなったことを何かのせいにしたい、という気持ちもわからないではないです。
でもそれで他の子供を不幸にしていいんですか?
多分その子たちは、一生罪の意識を持って生きていかなければならないんでしょう。
楽しくキャッチボールで遊んでいただけなのに。
殺そうと思ってボール投げつけたわけじゃないでしょ。
それに追い討ちをかけて、更にその子たちの人生に重荷を背負わせていいんでしょうか?


子供ができると、周囲の友人なんかもそうですが、やっぱ変わりますよね。
自分の子供が一番かわいい。
僕は独身ですし、多分結婚もしないでしょうから一生わからない感覚かもしれませんが・・・。
なんかこれはちょっと違う気がしてしまうのです。