咳をしても、ひとり


世の中には2種類の人間がいると思うのです。
何か嫌な思いをした時に、
A:「自分は嫌な思いをしたけど、せめて人に対して嫌な思いをさせることはやめよう」
と思う人と、
B:「自分は嫌な思いをした。だから他の人間にも同じような思いをさせてもいいだろう」
と思う人。
で、僕の印象では、世界にはBの方が圧倒的に多い気がするのです。


これは自分の仕事の79%くらいが苦情対応である、ということも多分に影響していると思うのですが。
でも同じ仕事をしている人の中にも、Bの考えの人は多い気がするのです。


自分はAの方だと思っていますし、そうするように心がけています。
てか、常識人だったらそれが普通だと思うんですけどね。
もちろんストレスは溜まりますけど、因果応報。少しでもAの人が多くなれば、それが自分に回ってくることは少なくなるんじゃないかな。
常に「自分の言動が他人にどう影響するのか。」ということを考えて行動したい、と思うのです。
一言で言えば「思いやり」ですかね。




・・・だからですね、
今日の夕飯一人でとんかつ屋に行った時に「こんなところに一人で来るのって寂しいよね。ありえなくな〜い?」とか男に向かってほざいていたカウンターの向かいに座ったカップルのブッサイクな女が僕の心の中の黒い箱の中にある「裏返しになったコンセントプラグを思いっきり踏んで足の裏に突き刺され(経験あり。痛い。)」リストの第8位にランクされた
ことは黙っておこうと思うのです。