ちょっといい話


今日、ちょっと前の新聞を読んでいたら、ある読者投稿に目が留まりました。
71歳の女性からの投稿だったのですが、その話にあまりにもほっこりしてしまったので、そのまま載せてみようと思います。
著作権とかマズかったらすぐ消します。




「おいしいねえ」と私が言うと、「うまいなあ〜」と夫もこたえる。


親戚から白く輝く新米をいただいた。そこで近所のいつもの豆腐屋さんに行き、湯気の立つ絞ったばかりのおからをもらい受け、鶏肉、ショウガ、ネギ、ニンジン、シイタケなどを加えてうの花に仕上げた。


あともう一品、どうしよう。そうだ、目刺しが合いそう。おいしそうな目刺しを買い、ワカメのみそ汁、ナスのぬか漬けなど「一汁三菜」が食卓に並んだ。


キラキラ光るご飯と、絶品のおかずの組み合わせ。一口食べては夫と二人で、「おいしいね」と言い合った。


物価高だとか金融危機だとか大騒動だが、こんな細々としたつつましやかな日常に心から喜びを感じる。老夫婦そろって、実りの秋に感謝の気持ちで過ごしている。


・・・まあこの短い文章の中に、今の自分に足りないものが5〜6コあるわけですがそれはおいといて。



人ってこんな小さなことで幸せを感じることができるんだなあ、と。
ツライことも多い世の中ですが、小さな幸せをこういう風に感じることができる生活って、きっと楽しいんだろうなあ、と思うのです。